迷わず愚直でいるというのも、マクロ的には利口な場合もある。

物事の解決方法は様々だ。困っている現象を消滅させる方法や、困っている現象に困らない自分に変化する方法なんかがある。

この世の全ての現象を消滅させる事のできる人間はいない。地震を予め検知して防止する方法なんかは現段階ではない訳だ。ならば、地震が起こっても被害がでないようにしよう、というのは後者の対応方法だ。

極端な例については単純にどっちで対処するかを切り分けることが容易であるのだが、どっちで対処したらいいのか分からなくなるグレーゾーンって奴もある。自分自身でその現象を消滅させる方が楽か、その現象で困らない自分に変化するのが楽かは、人を悩ませる課題だ。そして、その悩み事態も困難の一部になってしまうのが問題だったりもする。

迷いは人を疲れさせる。多少の損失は被っても迷わないという結論を出せるのならばトータルでは得の場合もある。要は問題そのものだけにエネルギーを注ぐことで、問題を解くかどうかに対するエネルギーを使わないということだ。愚直というのは確かにバカなのだが、マクロ的観点で見ると利口である場合もあるって話だ。

だから、基本的には自分はどっちのタイプなのかを予め決定しておくのが良いかもしれない。現象を消滅させるタイプなのか、現象に適応するタイプなのか。極端な例については単純に対処して、少しでも迷ったら予め決めたタイプで解決を目指す。そういう風にしたら少しは生きるのが楽になるのかもしれない。

まぁ、そもそも困難に対処しないという解決方法もあるのだが、その辺は人それぞれ色々ということだろう。