権力の作り方

権力とは

まず、権力とは何か。

権力とは、相手の行動や心情を「物理的な方法以外」でコントロールできる能力である。

物理的な方法でコントロールできる能力は暴力である。

では、どうやって【相手の行動や心情を「物理的な方法以外」でコントロール】するのか?
というのが主題になってくる。

何でコントロールするのか?

相手の欲望している事を使ってコントロールする。

メジャーなのだと、勿論、金である。
その他には名声、地位、待遇である。

要は、「自分の気持ち次第で金を払うかどうかを決定できる」という状態であり、
相手が金を欲しがっていれば、もうそれは権力である。

何故コントロールできるのか?

相手の欲望に介入できるから。
それはつまり相手の脳内を支配しているから、コントロールできる。

金以外で権力を作る方法?

前述した通り、権力とは物理的な方法以外の操作手段である。

物理的な方法以外とは、言ってしまえば情報的価値の事である。

金の価値だって情報的な価値である。硬化とか紙幣は、その情報的価値の乗り物でしかない。

情報的な価値には、
・金
・地位
・名声
・待遇
とあるが、これらは多大な金が前提に存在しなければならない。

では、これ以外で情報的価値となり得るものは何かというと、
それは「評価」である。


「あなた、近所の何々さんから嫌われてるよ!」
「でも直接そんな事聞いちゃいけないよ!そんなこと言ったら角が立つから!」

とか言うのが有名な奴である。

相手の評価を勝手に決めて、その評価を自分が左右できるという状態には権力がある。
(卑怯であることは否めないが)

これの会社的なバージョンが人事評価という奴である。

こいつは仕事の出来が良い、悪いという評価を上司がすることによって、その年のボーナスが決まったりするアレである。

つまりは、相手の評価という情報的価値を自分が握れるという事である。

本来は客観的な視点で部下を観察して評価しなければならない。
だが、評価される側はそういう正しい目で観察してもらえると信じる訳がないし、正しくない目で評価して欲しいと望む場合だってある。

だから、上司は部下に慕われる。権力がある状態になる。

金銭以外の面で権力を作ろうとする場合は、この評価を上手にコントロールする方法を学ぶのが一つの方法だろう。