痛みや苦痛は放っておくと忘れてしまうからこそ、意識して覚えておくべき

人は痛みを忘れる。物凄く痛いものでも、結構忘れる。
その瞬間は「もう二度とこんな思いをしない為に頑張るぞ!」的な決意をするのだが、決意というのは簡単に薄れるものらしい。

で、大概の人は1年もすれば忘却の彼方で、また同じような愚行を犯し、また痛い目に遭う。

何の為の痛みか?被害を拡大させない為の痛みではないのか?今後の被害を予防する為の痛みではないのか?

痛みは人体にとって有益だからこそ、瞬間的な苦痛を飲み込んでいるはずだと思っているが、実際の所はあんまり意味のない痛みってのもあるんじゃないだろうか?

苦しんだ分だけ強くなれるとか、痛みを感じた分だけ成長できるとか、そういうのはJPOPが作り出した「まやかし」なんじゃなかろうか?

何の利益のない痛みもあるだろうし、何の見返りもない苦しみもあるのだろうと思う。努力すれば報われるというのは、ある種の世間やそれ以上の存在に対する甘えなのであろう。

だからこそ、人は痛みを覚えるべきで、それ存分に工夫して回避すべきなのである。本能的な記憶だけに任せて次なる痛みを享受してはいけない。痛みも苦労もいつか忘れるけれど、我々から何も奪わない訳ではないのだ。